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【日本語LIVE#003】忍者の本当の正体とは?忍者ってどんなひと?What is the true identity of Ninja?

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目次

  1. 漢字の読み方(Kanji)
  2. 文字起こし(Transcript)

①漢字を読んでみよう Let’s read Kanji ! 念一下日语汉字~

漢字読み方日本語の意味意味の英訳意味の中国語訳
真理まり名前(この文の話者の名前)Name (of the speaker)名字(说话者的名字)
日本語にほんご日本の言語Japanese language日语
楽しむたのしむ楽しむことTo enjoy享受
テーマてーま主題、テーマTheme主题
忍者にんじゃ日本の隠密活動を行う人Ninja忍者
正体しょうたい本当の姿、実体True identity真正的身份
本当ほんとう真実、実際Truth真实
仕事しごと職業、業務Work, job工作
知るしる知識を得ることTo know知道
行くいく移動することTo go
けん日本の行政区画Prefecture
しろお城、城郭Castle城堡
博物館はくぶつかん物の展示を行う場所Museum博物馆
情報じょうほう知識やデータInformation信息
集めるあつめる集めることTo gather收集
スパイ 秘密情報を集める人Spy间谍
戦国時代せんごくじだい1467年から1590年までSengoku period战国时代
大名だいみょう日本の封建時代の領主Feudal lord大名
雇うやとう雇用することTo employ雇佣
てき敵対する相手Enemy敌人
農民のうみん農業を行う人Farmer农民
農家のうか農業を行う家Farmers’ family农家
道具どうぐ使用するための器具Tool工具
かま草を刈るための道具Sickle镰刀
くさ植物の一種Grass
刈るかる刈り取ることTo cut
おんな女性Woman女人
くノ一くのいち女性の忍者Female ninja女忍者
文字Character
呼ぶよぶ名前を言うことTo call
面白いおもしろい興味深い、楽しいInteresting有趣
ふく衣服Clothes衣服
着るきる身に着けることTo wear穿
ポケットぽけっと衣服の小さな入れ物Pocket口袋
武器ぶき戦いに使う道具Weapon武器
手裏剣しゅりけん投げるための武器Shuriken, Ninja’s weapon飞镖
投げるなげる投げることTo throw投掷
重いおもい重さがあることHeavy
食事しょくじ食べることMeal
気を使うきをつかう注意を払うことTo be careful注意
高いたかい高さがあることHigh
登るのぼる上に行くことTo climb
お肉おにく肉類Meat
お米おこめ米、穀物Rice
野菜やさい植物の食用部分Vegetables蔬菜
寝るねる眠ることTo sleep睡觉
研究けんきゅう調査や学習を行うことResearch研究
てき敵対する相手Enemy敌人
よる日の終わりから朝までの時間Night
判断するはんだんする見て決める、judge判断
寝息ねいき寝ているときの呼吸音Breathing while sleeping睡眠时的呼吸声
立てるたてる音を出すことTo make (a sound)发出
研究するけんきゅうする調査や学習を行うことTo research研究
感じかんじ感覚、印象Feeling感觉
あいまいあいまい明確でないことAmbiguous模糊
語気ごき話し方のトーンTone of speech语气
印象いんしょう心に残る印象Impression印象
忍者にんじゃ日本の隠密活動を行う人Ninja忍者
いっぱいいっぱいたくさん、非常に多いA lot, many很多
伊賀いが日本の地名Iga (a place in Japan)伊贺
スパイすぱい秘密情報を集める人Spy间谍
わざ技術、技法Technique, skill技巧
忍術にんじゅつ忍者の技術Ninjutsu忍术
研究けんきゅう調査や学習を行うことResearch研究
見せるみせる見せることTo show展示
概要がいよう概要、要約Overview概要
リンクりんく接続、関連Link链接
阿修羅あしゅら日本の忍者集団の名前Ashura (a group of ninjas)阿修罗, 日本忍者集团的名字
行くいく移動することTo go
以上いじょうこれまでの内容Above, that’s all以上

文字起こし(もじおこし)Transcripts  文字记录

◎話すときに省かれた言葉を、 (    )で付け加えました。
 主語(「~は」)も付け加えましたが、日本語では言わないことが多いです。

あと(=また) ←この表示は:  話すときは「あと」と言いました。
しかし、書くときや、フォーマルな話し言葉では、使わず、 「また」と書きます。

◎Words omitted when speaking are added in (parentheses).The subject (“~は”) was also added, but is not often said in Japanese.

◎ AAA (= BBB) ← This means, I said “AAA” when speaking, but when writing or in formal spoken language, we don’t write “AAA” but write “BBB”.

◎说话时省略的词语加在(括号)内。主语(“~は”)也被加上,但在日语中并不常说。

◎ AAA (= BBB) ← 意思是,我在说话时说 “AAA”,但在写作或正式口语中,我们不写 “AAA”,而是写 “BBB”。

インターネットやSNSの普及により、話し言葉と書き言葉の区別があいまいなことが増え、完璧には説明しきれません。With the proliferation of the Internet and social networking services, the distinction between spoken and written language is increasingly blurred, and the differences cannot be perfectly explained. 随着互联网和社交网络的普及,口头语言和书面语言之间的区别越来越模糊,无法完美地解释两者之间的差异

真理です。今日も日本語、楽しんでますか?
今日も日本の、えー、日本語をたくさん聞いて、
毎日少しずつ日本語に慣れていきましょう。

さあ、今日のテーマは忍者(にんじゃ)です。
忍者の本当の正体とは?
「本当の正体とは?」というのは、
忍者って、本当はどんな人?という意味です。
忍者って本当はどんな人なんでしょうか?
一緒に見てみましょう。

さあ、皆さん、忍者といえば、どのようなイメージがありますか?
こちら!忍者といえば。ちょっと。

このように武器を持って戦ったりする人
というイメージがありますか?
それとも、人を、何か盗んだり、そんなようなイメージがある人もいると思います。
で、ですね。えーっと。うん。
実はこれらは忍者のメインの仕事じゃないんです。

忍者の一番の仕事じゃないんです。
じゃあ、忍者って、本当はどんな仕事をして(い)たと思いますか?
忍者の本当の仕事は、一体何だったんでしょうか?
実は私も最近まで知らなかったんですが、
先日、三重県の伊賀というところに行ってきました。

三重県の伊賀というのは、こちら。
あっ!これもちょっとずれてますね。
えーっと、ちょっと待ってね。準備が、うまくいってませんでした。
こうやってこうやって。
三重県の伊賀というのは、こちらです。
こちらこちら。この辺。
名古屋と大阪の間で、京都の南ぐらいのところにあります。

三重県の伊賀とか、この滋賀県。甲賀(こうが)と読むんですけれども、伊賀と甲賀といったら(=といえば)、
日本人の多くの人は、「あ~、忍者がいたところね」と思い浮かべると思います。
ここに行ってきました。

そして、そこに伊賀上野城というお城があって。
そのすぐ横に忍者の博物館のようなものがあります。
そこで、忍者のことをいろいろ知ることができたんです。

ここでわかったんですけれども、
忍者の一番の仕事は、なんと、人を殺すことでも盗むことでもなくて
情報を集めることなんです。
つまり、spy スパイですね。スパイは日本語でもスパイといいます。

では、情報を集めるために、そう。その当時。
あ、忍者は、いつの時代に、いつ頃いたかというと、
日本の戦国時代(せんごくじだい)と呼ばれる時代で、
戦いがいっぱいあった時代です。

そして、忍者というのは大名(だいみょう)という人に
雇われていました。
大名というのはその時の偉い人、あの、権力を持っている人。
そして、こう土地を持っている人で。
そういったね。偉い人たちに(忍者は)雇われていたん(=の)です。

そして敵のところ。ね。戦う相手のところに行って、敵のところに行って情報を集めて、そして帰ってくる、というのが主なお仕事だったそうです。
でも実際は、普段は、じゃあ、実は、
忍者って(=と)いうのは農民、農民だったそうなんですね。農家。
で、忍者の道具に、この鎌、鎌と呼ばれるものがあるん(=の)ですけれども、
これは草を刈る、ピピと、草を刈る道具です
忍者の道具にこういうものがあるんですが、
その理由は、農家は、あ、普段、忍者は、普段は農民だったという理由があるそうです。

ちなみに忍者って(=には)男の人だけではなくて、女の人もいたといわれています。で、女の人の忍者のことを「くノ一」と呼びます。
この一番左にある女という字、ありますね。
女。これをよく見てみると、
ひらがなの 「く」。そしてカタカナの「ノ」。
そして漢字の 「一(いち)」 が見えますか?

これを。えー。
こっ(=ここ)から。ここから、(= この理由から)
女の忍者のことを「くのいち」と呼ぶそうです。
ちょっと面白いですよね。

で(=そして)忍者が。
忍者の服は、農民が着て(い)た服だそうです。忍者の服。
こっち(=こちら)にあるかな。えっと。ちょっと(=すこし)まってね。
あら、これ。ないです。あ、この服ですね。

忍者の服は、農民が普段着て(い)た服なんだそうです。
で(=そして)、この服の中にポケットがたくさんついています。
そこに武器を入れます。

忍者の有名な武器といえば、この手裏剣(しゅりけん)と呼ばれるものです。皆さんご存知ですか?
手裏剣はたくさん、こう、投げていたようなイメージがあるんですけれども、
実は普段忍者が持って歩く手裏剣は 1 枚か 2 枚だったそうなんです。

というのも、(←「というのは」次に理由を言うときに使う)
手裏剣はすごく重くって(=重くて)。
重いので 、1 枚くらいしか持って歩けなかったそうなんですね。

忍者は、食事にも気を使っていたそうなんです。
軽く。高いところに登るために軽くないといけないので。
あんまり(=あまり)たくさん食べなかったそうなんですね。
お肉も食べませんでした。
お米や野菜を食べていました。

あと(=また)、寝ることについてたくさん研究したそうです。
なんでか(=なぜか)というと、敵のところに夜行きますよね。

その時にこの人はよく寝て(い)るのかな?  それとも、
もうすぐ起きてしまいそうかな?
というのを「寝ている息」、「寝息」といいますが、
寝息によって、えー、判断したそうなんですね。

がーがーっと寝ていたら、
「あ、この人はよく寝ているから、今、入ってても(=入って行っても)
大丈夫」とか(=や、など)。  
☆「とか」は話し言葉。やわらかい印象も与える。
     書くときは、「や」「など」「または」などを使う
あと(=また)、あんまり(=あまり)寝息を立ててなかったら、
「あ、この人は今、入ってったら(=入って行ったら)、すぐ起きてしまいそう!」
みたいなもの(=ようなもの)を研究してたそうなんです。
面白いですよね。

で、そんな感じで(=そのように)、
☆「~感じ」は、話し言葉でよく使われる。「感じ」というのは、あいまいなこと、感覚的なこと。語気や印象をやわらげる。
“~感じ-feeling” is often used in spoken language. It softens the tone of words and gives a soft impression.
口语中经常使用’~感じ-feeling感觉’。 “感じ “的意思是暧昧、感性。 它能缓和语气或给人以柔和的印象。

忍者のことが見(ら)れるところがいっぱい(=たくさん)あります。
いっぱい、でない、あの、伊賀にありました。わかるところがですね。
→ 「忍者のことがわかるところが、伊賀にありました」と言いたかった

で、今、忍者って(=は)いるんですか?
ってこと(=ということ)ですが、
スパイをしている忍者はいないと思います。
でも、忍者のこの技(わざ)、忍術といいますが、
忍術を研究している忍者は、います。

そして忍術を見せてくれる忍者もいます。
後で、概要欄のところにリンクを貼っておきますが、
阿修羅(あしゅら)という人たちが忍術を見せてくれました。
伊賀に行ったら、見ることができると思います。
ぜひ皆さん伊賀に行ってみてくださいね。

はい。以上が今日の忍者のお話でした。ではまた明日。

参考情報